イベント/EVENT
たき火会と、おはなし会
みんなでつくる、たき火会。
旅する料理人・三上奈緒さんと
400年の歴史をもつ奈良山園の大地の恵みをいただきながら
みんなで思いっきり、つくります。
ここには「お客様」はひとりもいません。
ひとりひとりが、つくり手です。
*「たき火会」「おはなし会」、そしてたき火会から派生して企画された「麦と豆の会」について、たき火会に参加してくれている参加者「みーちゃん」とお話しました。こちらからお聞きいただけます。企画の雰囲気がわかるかも?気になっている方はぜひご視聴ください。
たき火会 | 奈良山園
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2025年11月30日(日)
*荒天予報時は29日に変更10:00 集合。ご挨拶・自己紹介、収穫体験
11:00 火つけ、調理スタート
14:30 いただきます!
16:00〜17:00 食べ終わり〜お片付け
17:30 解散
・子ども達が主体となって作ります。大人はそのサポート役ですが、大人も思いっきりつくります!
・「お客様」ではなく、準備から食事づくり、片付けまでをみんなで手を動かして、行います。
・たき火会は奈良山園の敷地内をお借りし行っています。なんでもしていい、採っていいという場所ではなく、お邪魔している、場をお借りしているという気持ちを持っていらしてください。
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たき火会は、東京のまんなかに農地が残っているという奇跡と、その環境を大切に思い、農ある風景を未来へとつないでいこうと動きつづけている農園の方々の存在によって成り立っています。
一方で、彼らの努力の結果として今ある環境を私たちが、ただ「いただく」「楽しむ」だけでは、どこかに不均衡が生まれてしまうことを、回を重ねるごとに大きく感じるようになっていました。
そんな思いから、畑や作業に関わる回数に応じて、参加費のかたちを少し変えることにします。
援農や準備などを通じて自分の手で畑に参加した人には、その分を還元します。これは労働の対価という意味ではなく、「この風景いいな」の根底にある動きを感じ、みんなでこの先の未来をつくっていけるようになるための仕組みづくりです。
■ 大人(高校生以上)
奈良山園での援農や、たき火会準備に参加した回数によってたき火会参加料金が変わります。
・0回参加の方:5,500円/1名
・1〜2回参加の方:3,300円/1名
・3回以上参加の方:2,000円/1名
■ こども
・中学生:2,500円/1名
・小4〜小6:2,000円/1名
・幼児〜小3:1,000円/1名
・乳児(食事お持ち込み): 無料
*援農に加え、たき火会前日準備・翌日片付けへの参加も、それぞれ1回として数えます。
*大人の方の援農参加回数による差額は「協力金」という形で後日返金予定です。
*大人や青年で1人参加されたい方はその旨をいちどご連絡ください。
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「とうきょう援農ボランティア」のシステムに準じて、参加回数を数えます。
下記ページよりご登録の上、ご参加ください:
https://www.agrivolunteer-tokyo.jp・登録後、「東久留米」→「奈良山園」で検索し、受け入れ可能な日時から応募してください。
・当日の服装や持ち物、集合場所などは、とうきょう援農ボランティアのHPや、登録後に来るメールを参照し、ご準備ください。
・援農は「収穫体験」ではなく、畑仕事の現場の一員として参加する日です。農園の日々の仕事に携わることになるため、真剣に取り組んできてください。
・援農は高校生以上の方が対象です。こどもは参加できません。
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茅スタジオより
援農は、農園が日頃行っている畑仕事の一部をお手伝するボランティア活動です。収穫作業や草取り、出荷準備など、内容は日ごと・季節ごとにさまざまです。
奈良山園では、平日〜土曜、朝8時半〜12時半の時間帯での募集をされていることが多いです。
援農を通じて、スーパーに並んでいる野菜や果物がどれだけの労力と時間を経て並んでいるのかを実感し、おののいたりもします。
今回、援農の回数に加え、たき火会の前日準備と翌日片付けへの参加も、それぞれ「1回」と数えます。準備・片付けに参加予定の方はその旨を予約時にお知らせください。
*援農の回数は、たき火会当日までに行こうとしている予定回数を含めてお知らせください。
*予約時に回数の目処を立てることが難しい方は、たき火会直前にまとめて回数をお知らせいただく形でも大丈夫です。
参加者の援農記はこちらから:
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まで、メールをください。
・参加者みなさまのお名前(+読み方)
・大人、こども(年齢・学年)の参加人数
・ご連絡先(電話番号)
・援農や準備片付け手伝いについてのご予定有り/なし
・駐車場利用の有無*野外イベントのため、当日荒天が予想される場合もございます。11月30日が荒天予報の場合は29日へと変更、どちらも荒天の場合は中止となります。予めご了承の上、ご応募ください。
*当日までの援農回数は受付時にお知らせください。
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奈良山園でとれた野菜や果物を中心に、東久留米を中心とした、畑の仲間たちの野菜を使わせていただいています。
獣害対策で狩猟された鹿肉を焼き、料理に取り入れることもあります。
農の世界では、そのとき採れるものをいただくことが旬を味わうことであり、一番おいしい、理にかなった行いです。たき火会でも、当日収穫できるもの、つまり旬のものを中心にメニューを組み立てます。
なので、今回なにを作るのかについては当日をお楽しみに!
*アレルギーなどのご心配のある方は事前にお知らせください。考慮いたしますが、完全に取り除くことが難しい場合もございます。
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・包丁(こどもがいる場合はこども用のもの+大人用)
・まな板
・エプロン、タオル、軍手
・お皿、お椀、コップ、箸、スプーンなど
・水筒にいれたお茶など
・汚れた食器類を持ち帰る袋など
・タッパー
* ゴミを可能な限り出さないようにするため、カトラリー食器は使い捨てのものはご遠慮ください。ペットボトル飲料のお持ち込みも、極力ご遠慮ください。
* 燃えにくい素材、汚れてもよい服装でお越しください。基本的に麻、綿などの植物繊維などが燃えづらく、化学繊維は非常に燃えやすいのでご注意ください。
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・たき火会の参加者は「お客様」ではなく、「みんなでつくる」の一員です。準備から食事づくり、片付けまでをみんなで行います。たくさん動く心持ちでいらしてください。
・たき火会は奈良山園の敷地内をお借りして行っています。なんでもしていい、採っていいという場所ではなく、お邪魔している、場をお借りしているという気持ちを持っていらしてください。
・大人もこどもも、包丁を用いて料理したり、火を扱うことが前提となるイベントです。けがや火傷などが起きた場合は基本的に自己責任ということをご理解いただき、ご参加ください。
・時間や流れ、料理内容は当日に手配できた内容によって決まります。
・野外イベントのため、当日荒天が予想される場合もございます。11月30日が荒天予報の場合は29日へと変更、どちらも荒天の場合は中止となります。
・たき火会では、プラごみを含めたごみを出さないイベントを目指しています。使い捨ての食器やペットボトルは極力持ち込まないようにお願いいたします。
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キャンセル料金として
前日・当日:50%
とさせていただきます。なお、体調不良等の場合はご相談ください。
たき火のまえの、おはなし会 | 茅スタジオ
火をかこむ前に、はなそう。
「たべる」ことの向こうがわには、土のこと、命のこと、未来のことがつながっています。
農という立場から、食という視点から、現場で手を動かしつづけるお二人を囲む対話の時間です。
「たべる」ってなんだろう?
「おいしい」ってなんだろう?
「つくる」ってどういうことなんだろう?
400年前の奈良山園から縄文時代(!)まで、わたしたちには参照できる過去があります。
これまでを見て、これからを思い、いまを生きる私たちの「たべる」について、気軽な雰囲気で、あつく語りあう夜です。
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日時|
11月28日(金)
18時半〜20時半申し込み|
まで、メールをください。
・参加者のお名前
・たき火会参加予定の有無
・ご連絡先(電話番号)
・お住まいの地域
・駐車場利用の有無
・おはなし会の中で特に話してほしいトピックなどあればお書きください。
*たき火会申し込み時に、おはなし会参加についても同時にお申し込みいただけます。場所|
茅スタジオ
東京都西東京市西原町5-3-28 パルシオ西原1-101駐車場1台あり。
*スタジオの駐車場は2台ございます。ご利用希望の旨を予約時にお伝えください。満車の際は近隣のコインパーキングをご利用ください(徒歩8分程度)。
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たき火会の中で行われていたおはなし会が飛び出しました。たき火会が、身体を動かし実践する「つくる」編だとすれば、おはなし会は「かんがえる」編です。
たき火会とあわせておはなし会にもご参加いただくことで、大人たちも、たき火会をより深く感じ、ご自身の学びも大きくなる仕組みになっています。
一方で、たき火会から飛び出したということは、たき火会に参加されていない方にも聞いていただくことができるようになったということ。
この3人で話すおはなしの内容はその時取り組んでいることや興味のあることからスタートしますが、最後は普遍的なことにつながっていくことが多い気がします。都会に生き、なにかを食べる方であれば、どの方にとっても非常に関係の深いことーー
地産地消、顔の見える関係性、有機農業、循環型農業・経済、公共と私的なものと準公共、つくるということ、食べるということ、食べ物がどうやって作られているのかということ、災害時の都市型生活の弱さ、、、
などに関心のある方は特に、とても面白い1日になると思います。過去に行った対話の一部も公開していますので、こちらもあわせてご覧ください。雰囲気がつかめるかもしれません。
たき火会に参加される方はもちろん、されない方もぜひ。みなさまのお越しをお待ちしています!
*おとな哲学同様、ビール片手に語り合う、気軽な会にしたいなと思っています。パラダイスビール販売予定。軽くのむ範囲内であれば持ち込みOKです。
前半:
野崎林太郎さん(奈良山園)
三上奈緒さん(旅する料理人)
茶畑ゆか(茅スタジオ)の、3者による対談
後半:
参加者の方も交えた対話篇。おとな哲学のような感じでやりたいなと思っています。ざっくばらんに本音を話せる場にします。
*まったく発話しない「聞き専」も大歓迎です!
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・たき火会参加者: 500円
・たき火会参加者でない方: 1,500円
*「おはなし会」は28日に茅スタジオで行われます。
*「おはなし会」はおとなの方、もしくは2〜3時間程度じっと話を聞いてることができる方(聞き専もOK)が対象となります。未成年も参加OKですが、夜間となるので保護者の方にご了承いただいたうえでご参加ください。
*後日有料配信を行います。配信視聴ご希望の方は「配信希望の方へ」タブをご覧ください。
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配信券:500円
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⚫︎野崎林太郎(奈良山園):
奈良山園、15代目園主。400年つづく奈良山園のこれまでを参照しながら、400年後のこれからを描く人。
*野崎林太郎さんの活動詳細については、下記「奈良山園」のプロフィールをご参照ください。
⚫︎三上奈緒(旅する料理人):
ひとつひとつの「あたりまえ」を疑い、自分の足で歩いて考える、旅する料理人。たき火をたき、その地で出会ったものを調理することで、都市の中で生活する人々が忘れかけていた「たべる」の力に出会わせる。インスタグラムでの素直な文章が魅力。縄文が好き。
*詳しいプロフィールは下記「三上奈緒」の項目をご参照ください。
⚫︎茶畑ゆか(茅スタジオ・司会進行+α):
茅スタジオを仲間とともにつくり、スタジオ企画を主に担当。たき火会の発起人。スタジオをつくる前に奈緒ちゃんに出会い、たき火会やりたいな!と思いつづけていたら、林太郎さんと出会い、たき火会が実現することに。
つくらなくても、かんがえなくても体は生きていけるのかもしれないけれど、「つくる」や「かんがえる」は心の大事な部分と繋がっていることを感じていて、大人もこどもも思いっきり「つくる」ができるたき火会を大切に思っている。
Photo ©︎Narayama Farm
奈良山園(ならやまえん)
東京都内で400年以上農業を営みつづける奈良山園は、農ある風景を未来へとつなぐため、「農」の分野に留まらない取り組みを行っている。
たとえば、農薬や化学肥料に頼らない有機栽培の実践や、都市由来の資源(カフェのコーヒーかす、ビール工場のモルト、キノコの廃菌床など)活用など、循環型の仕組みを構築。さらに、地域農産物の直売所「野崎書林マルシェ」の開設や、果樹の摘み取り体験を通じ、都市住民に農に親しむ場を提供しつづけている。
また、近年、都市農業の担い手不足や高齢化に伴う休耕地を積極的に借り受け、東久留米市をはじめとし、清瀬市・小平市・所沢市などの農地で営農を拡大させたり、学校給食への食材提供をスタートさせるなど、地産地消、持続可能性・循環型農園、地域貢献などをキーワードに、多角的な取り組みを精力的に行いつづけている。
奈良山園:東京都東久留米市柳窪1-5-45
Web: https://narayama-farm.com/
Instagram: https://www.instagram.com/narayamafarm
旅する料理人
三上奈緒(みかみ なお)
東京農大卒。学校栄養士、レストランを経て、旅する料理人として活動。「顔の見える食卓作り」をテーマに、食を通じて全国各地の風土や生産者の魅力を繋ぐ。目で見て肌で感じたものが全て。全ては自らの足で歩く。が信条。
石を組み、木でアーチを組み、焚き火で料理する、プリミティブな野外キッチンを作り上げる。
ダイナミックな料理を通し、同じ釜の飯を分かち合うことの大切さを体で伝える。
主宰する講座では「おいしいってなんだ?」を軸に書店や学校と授業を組み、Edible schoolyard に関わるなど食教育にも力を入れる。食の根源を追い求め、縄文倶楽部を主宰し考古館とも連携。
雑誌「Soil.mag」「料理王国」「sprout!」での連載執筆やラジオ出演と活動は多岐にわたる。趣味は採集活動。能登の震災支援に関わる。
Web: https://www.naomikami.com/
Instagram: https://www.instagram.com/naomikami/
Takibi-Kai and Talk Show
Food Direction: Nao Mikami
Planning Cooperation: Narayama Farm
Planning: Bou Studio
Photo: ©︎Ayaco Nakamura
2025年度の「たき火会」は、子どもゆめ基金の助成を活動資金の一部にあて実施しています。